ひょんなことからデパートの商品券をいただく。
3万円分。期限今日まで。
・・・3万円?
ふってわいた幸運に嬉しい半分戸惑い半分です。
でも使わなくちゃいけないし。
そのデパートにおいては、今日までは3万円分の価値があるのだし。
でもデパートだし。
これは、これは、女の子としてかわいいものを増やすいいチャンスでない?
とりあえず、靴を買う!
靴欲しい!買う!いつまでも母親の靴を借りない!買う!
靴購入。
満足。女の子!かわいい!
と、前から欲しかったかわいいもの買ったら急に虚無感におそわれる。
何故か砂漠に一人取り残され、「自由にしてイイヨ」といわれたようなどうしようもなさを味わう。ポツン。
でもね、時間は刻々と過ぎていくのだ。
あと二時間閉店したら、この紙切れの価値は本当にただの紙切れになる!
いや白紙の紙のほうが、まだメモとしての価値がある。
とかなんとか余計なことを考えているうちにとりあえず、前々から欲しかったけど、なんか買うほどでもないようなモノを買おう、と思いついてしまう。必要だけど踏み切れないものにしよう。
それが、紙幣でもないこの商品券の価値。バランスだ。これが正しい使い道!
そう思うと俄然勢いづき、勢いで嵐のように使う。
狂ったように手荷物が増える。
増える。
私やりきったよ!
と達成感と共に気づけば手元に残ったのは
スポーツブラ、スポーツブラ、本、本、本、本、本…。
…本。
なんかあんまりかわいくなくない?
なんか強そうな感じがしない?
哲学人文系の本ばかりなあたりとか、勢い過ぎる。
ああそういえば、のかわいい女の子化計画失敗!
仕方なく辻褄合わせにファッション雑誌を一冊購入。現金で。
商品券でのお買い物はとっても難しいっす。
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