#46 本日の交友関係

そうそう

ライブの夜のこと。

   

勢いにまかせて世田谷在住のおねえさんに連絡を取りました。

昨日帝劇の舞台のチケットがアルヨと誘ってくだすたので、帝国にいるかしら

と思いましたが

案外近く。

駒場でお知り合い酒井さんの芝居を見たようです。

「帝劇蹴ってきた」

ことをさんざ主張し、彼にプレッシャーを与えていましたが、駒場は彼女の家から大変近いのです。

ほんとはそういうことなのです。

   

駒場の森でコーヒーパーティー

本番中の酒井さんと、小劇場ファンのちょっと有名な方とお茶会です。

酒井さんとは一年ぶりくらいに会ったのじゃないかと思うくらい久しぶりなのに、

会った時に

「久しぶりだねー」

と言ったくらいで

何事もなかったかのように相変わらずな感じがとても気持ちいいものです。

What is a beautiful day!

なんて安心できる人なのでしょう!

もうお一人は、こういった時にふと話すことが多いのですが、彼の情報網は半端ではなく、私の知り合いの近況を教えてもらいました。

いろんな所でみんなが彼に安心しちゃうのですね。

そんな方です。

尊敬です。

   

そうして、尊敬したり安心したりしているうちに、とっぷり世田谷の夜は更けていき

深夜のカフェインは四人のアリスたちを希望で満たし

また明日からも、それぞれ張り切っていきましょうね。

などとつぶやいて現実の世界に帰っていくのでした。

めでたし

めでたし。

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#41 蛙

#41 蛙

帰ると

のし

のし

のし

と黒いモノが動く。

   

蛙様だ。

少し遠くから、暗闇での撮影です。

毎年この時期になると、どこからともなく現れて、踏みそうになる。

その度に早いんだか遅いんだかの絶妙なスピードで、拳大の生き物が、なんとなーく動く。

拳大という大きさも、絶妙。

隣の家の池が無くなって半年経つのですが

あそこに住んでるんだ

と思っていたのに、何故いるのでしょ。

何年生きてんでしょ。

ばーちゃんは、あの蛙がウチを守っていると信じている。

それにしても、彼、なんだかとても色っぽいと思います。

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#33 明日はもしかしたら

ともだちのウダさんが、「高校からの友達ワダさんと、友達の外国人5、6人と共に過ごす会」に誘ってくれた。

ちょっとよく分からないな。

ちょっとよく分からないな。

けど、とっても楽しそうだ。

うださんは下北ギャル。懐は宇宙のように広く、局部的に固い。

ワダさんは靴を作るアジアンビューティー。

明日。

   

日本人が、へたな英語で話すのだ。

外国人ってどこの国だろ。

英語圏じゃなかったら愉快だな。

みんながゆっくり、分かりやすい英語で、一生懸命喋るのだ。

ワカラナーイヨ

とか、そういうこと言わないようにしなくちゃ。

皆喋らなくなって、「あー」とか「うーえうえうえ」とかでも話ができたら愉快だな。

あーはん

あはあはあーははん

イギリス留学をしていたワダさん、頼り。

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#28 脳を⑤一つ年の差と権力

土曜日

新宿駅に降り立つ。

山手線を定期探りながら降りると、丁度同じ車両の同じ扉に乗ってくる、DJKentoと鉢合わせ。

彼は私の一つ下の後輩で、新宿区で皿を回している敏腕DJです。

筋肉少女帯とかに詳しいみたい。隊じゃない。

奇遇奇遇とむりくり降ろして(駅員さんもいいんですか、ドア閉めちゃいますよ、と迷惑顔)、共に語る。

語る。

横浜ベイスターズを憂い

ひたすら、ロダンとカリエールについて。

あと、メリーポピンズについても少し。

   

いい迷惑だよね。ごめんね。と思いつついい夜だとも思う。

明日はデートらしいので、参考になればいいです。

国立西洋美術館は明日までなのです。

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#15出会い

犬の散歩って、本当に面白いです。

動物には人との壁を取っ払う何かがある。

   

道の向こうからやってきたのは、ベージュの服を着た男の方。

近くで見ると、マントでした。そして下駄をはいていらっしゃる。

少し昔教科書で見た、西郷隆盛氏に似ています。

とても優しそうな方なのです。

彼は、優しく犬をなでます。

犬、嬉しそう。

今日は暖かく五月の風が吹く。

ほのぼのとした光景に安心しきっていたその時、急に犬の体が浮いたのです。

猫持ち。

首の根っこをひっつかまれ、犬が彼によって猫のようにぶらぶらと宙に浮いたのです。

にゃーん!

怯える犬。

怯える私。

「猫はこう持つから大丈夫かと…」

「あ、え、う、そうなんですか?そうかそうか…」

とりあえず納得の私。

犬って猫持ちしてよいのでしょうか?

「ああ、犬ってクラッカー食べるかな?塩分もないし体にいいから」

見ると袋に大量のお菓子。出てくるクラッカー。止める隙もなく犬の前に差し出される。

食べ物と見ると怯えていた犬が、急に元気になり、がっついているのが悲しい。

んもう!バカ!

「余ったら、カラスやスズメが食べるでしょう。では。」

去り際がなんだかかっこいい。

よく分からないけれどかっこいい。

明治の風を吹かせ、下駄でからころと去るその方を見ていると、「男の生き様」という言葉が唐突に浮かび、感動を覚えるのでした。

優しくも、不器用。

そんな彼も素敵です。

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